好きなことばはありますか?

好きな言葉はありますか? 座右の銘、格言、歌詞、詩、誰かが言っていたことば、自分で思いついたことばなどいろいろあります。

ことばのチカラって凄いです。言葉ひとつで誰かを傷つけることもできるし、自分を傷つけることもできます。その逆にことば一つで、勇気づけられたり、励まされたり、ほっとしたり、もっと行けば人生を支えていくものにもなります。好きなことばについて書いてみたいと思います。

にもかかわらず笑おう

にもかかわらず笑う 

これはドイツにあることわざだそう。わたしの大好きなことばの一つ。そういえば、ドイツ人よく笑っています。普段は仏頂面でも笑うとけっこうな音量で笑っています。にもかかわらず笑うという言葉を知ったのは、故アルフォンス・デーケン氏による死生学講座でした。死生学についてはまた別記事ににて書きます。

当時死生学講座は上智大学で行われていました。「にもかかわらず笑う」はデーケン先生の鉄板ネタでもあります。たとえしくじったり、失敗したとしても笑おう!ということです。デーケン先生ははじめからユーモアある人物ではなかったそう。「私がユーモアの大切さを発見したものも、人生で一番苦しい時期だった」と記しています。

デーケン先生はいったいどんな失敗をしたのでしょうか? 

ルールは3つだけ

若かりし頃デーケン先生、まだ日本語でうまくコミュニケーションができなかったころのお話。以下本から引用します。

ある日本人の家庭に夕食を招待さました。まだ日本語に不安があったので、日本語の上手なアメリカ人の友人に相談したところ、彼は3つのアドバイスをしました。

ルールは3つだけ。第一はいつもニコニコしていること。第二は時にうなずくこと。第三にたまに「そうですね」ということ。

食卓ではおいしいご馳走をたっぷりといただきなら、ニコニコして、時にうなずいて、たまに「そうですね」と言いました。でも私には何もわかっていなかったのです。

そして食事の終わりの頃、大きな危機が訪れました。奥さんが「おそまつさまでした」と言った時です。私は、例によってニコニコして、大きくうなずきながら「そうですね」と答えました。その時の奥さんのびっくりした顔といったら。。。

文献引用:よく生きよく笑いよき死と出会う(新潮社) アルフォンス・デーケン著 P.204,205

この章を読んでわかったことは、自分で笑ってしまったほうが楽になるのだなあと思いました。失敗をして毎度落ち込んでいる自分に怒りを感じたり、疲れることはありませんか?落ち込むことは大切。でも、思いっきり落ち込んだあとは、ネタに変えていきましょう。自分で自分のことを笑えてナンボ。笑ったほうが楽になるのですね。

ネタ集めしよう

好きなことばネタ集めをするのはどうでしょう?

お笑い芸人さんは常にネタ集めをしているそうです。このネタいいなと思ったらすぐにネタ帳にメモメモ。いつでもどこでも持って歩いてメモをする。好きなことばを手帳などに書きためておくのも楽しいです。今日はこの言葉がじんわりくるなとか、こころの状態によって好きなことばが変わっていく自分に気がつくことでしょう。

わたしはキッチンに貼っています。キッチンは毎日行く場所でありぼけっとしていても目に入るところに貼っています。ある日突然、必要がなくなり捨てることもあります。言葉が自分のカラダの中に入っているのがわかるのです。インストール完了ということのようです。その時は自分にとって必要なことばを貼っています。

好きなことばを知って、好きなことばで今日も自分をご機嫌にしていきましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました。わかりにくい表現・ご質問がありましたら、遠慮なく教えていただけると嬉しいです♡ info@yuko-chartier.com まで

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